内科の種類と治療できる範囲とは?分かりやすく解説!
一般内科で治療できること
一般内科とは、基本的に体内で起こる症状に対して解決する診療科目です。例えば、風邪をひいたときや不快感といった内容からお腹をこわしたときや皮膚科の症状なども含まれます。とても範囲が広いため、他の専門的な診療科目を内科が取り扱うことも珍しくありません。
そのため、特に怪我などもしていないのに体の調子が悪いなど、原因不明のときにはまず内科で相談をするのがおすすめです。調子の悪い理由が分からないときには一般内科で考えられる病気の目安をつけて専門的な医療機関を紹介し、より専門的な治療を受けるという橋渡しの役割をあります。
消化器内科や循環器内科などの内科の種類
一般内科とは異なり、消化器内科や循環器内科といった特定の臓器名がつく内科もあります。体内のトラブルを感じていて、ある程度部位が特定できる場合に診察を受ける診療科です。
消化器とは食べ物を消化する臓器のことを指し、食べ物を摂取する口から便として排出する肛門までを中心とした臓器が該当します。さらにその中で胃と腸に限定したのが、胃腸科や胃腸科内科です。循環器は身体を循環する血液に関係する臓器で、心臓や血管などです。また、血液型の臓器のトラブルによって引き起こす糖尿病や脳の病気も含まれます。
診療科目選びで悩んだらどうする?
症状のある臓器によって診療科目が異なるものの、普段から臓器の種類を考えることがほとんどない患者さんは自分で選別するのは難しいです。大まかに分類をすると外見でわかる傷がある場合には外科、体内に問題が起きているのであれば内科、歯に関するのは歯科口腔外科という3種類に分けられます。症状ではなく性別年齢で分ける場合には、小さな子どもであれば小児科、女性なら婦人科となります。
外科なら整形外科や脳神経外科などのように細かく分かれるものの、詳しく判別するのはかかりつけ医です。診療科目の目星がついたら専門の診療科を紹介してくれるので、違ったらどうしようと気にすることはありません。